農地転用で多い不許可事例|申請前に知っておくべき注意点
許可されない典型パターンと事前に避けるべき落とし穴
農地転用は、
「申請書の書き方」以前に、判断を間違えると失敗する手続きです。
実際に、
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申請したが不許可
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時間と費用だけが無駄になった
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是正指導・原状回復を求められた
といった相談が、後を絶ちません。
このページでは、
実務上よくある農地転用で多い不許可事例をもとに、
「なぜ失敗したのか」「どうすれば避けられたのか」を解説します。
失敗事例①「そもそも転用できない農地だった」
最も多い失敗がこれです。
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市街化調整区域であることを確認していなかった
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農地種別(第1種・第2種など)を理解していなかった
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周辺状況から見て、明らかに許可困難な立地(農振農用地区域 など)だった
事前に
「許可の可能性があるかどうか」
を確認していれば、申請自体を避けられた失敗です。
失敗事例② 不動産業者の判断を鵜呑みにした
次に多いのが、不動産業者任せのケースです。
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「前に似た案件が通ったから大丈夫」と言われた
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都市計画・農地法の確認が甘かった
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農地転用と開発許可を混同していた
不動産業者は、
必ずしも農地法の専門家ではありません。
👉 結果として
「申請は出せたが不許可」
という事態になります。
失敗事例③ 市街化調整区域で用途の説明ができなかった
市街化調整区域では、
用途の必要性・合理性の説明が極めて重要です。
よくある失敗は、
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なぜその場所でなければならないか説明できない
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資材置場・駐車場の必要性が曖昧
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一時利用なのか恒久利用なのか不明確
👉 行政は
「何に使うのか」「本当に必要か」
を厳しく見ています。
失敗事例④ 資材置場・駐車場としての要件不足
資材置場・駐車場目的の農地転用は多いですが、
実は失敗しやすい用途でもあります。
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利用者が特定されていない
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面積が過大
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周辺農地への影響を考慮していない
👉 「とりあえず砂利を敷く」は
完全にアウトです。
失敗事例⑤ 事後転用になってしまった
最も危険なのが事後転用です。
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先に造成してしまった
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建物やフェンスを設置してしまった
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駐車場として既に使用していた
この場合、
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是正指導
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原状回復命令
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許可が下りない
といったリスクがあります。
👉 「後から申請」は通用しません。
農地転用は「申請前」で8割決まります
ここまでの失敗事例に共通するのは、
事前確認・事前判断が不足していたという点です。
正しく調査すれば「やるべきでない案件」は最初から分かります。
行政書士さいとう法務事務所が重視していること
当事務所では、次の点を最も重視しています。
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農地転用が可能かどうかの可否判断
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市街化調整区域での事前協議
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無理な申請は行わない
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通る可能性がある案件のみ申請
👉 結果として
「無駄な申請を避けられた」
という評価を多くいただいています。
農地転用で失敗しないために
農地転用は、
一度失敗すると取り返しがつかないケースもあります。
少しでも不安がある場合は、
必ず専門家に事前相談することをおすすめします。
【行政書士さいとう法務事務所】
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所在地:千葉県鎌ケ谷市丸山3‐9‐7
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対応業務:農地転用許可申請・市街化調整区域の事前協議